Better Call Saul S2Ep03 Amarillo(邦題: テキサス) A1
またしてもHHMの会議室、HHMとD&Mのメンバーが長机を埋めている。ジミーとキムは隣同士。
ジミーはダークグレーのスーツにネイビーの小紋タイ。ハワードは小さな白の水玉模様の水色のタイ。同席しているチャックに気を取られてか、クリフが助け船を。気を取り直して喋り出したジミーを、誇らしげな顔で見つめるハワードのカット。異論はあるかもしれない。
サンドパイパー案件における顧客獲得の責任者としてのジミー、順調にその数を増やしているという報告。そしてそれにケチをつけるチャック。手紙の返信は1人だったのに、どうして24人も獲得できたのか不思議がり、「教唆」を疑うチャック。ハワードは助け船を出そうとするが、チャックに止められ、ジミーに振る。ここでもまたblah blah blahとお得意の話術で誤魔化すジミー。クリフが納得したかハワードに尋ね、ハワードはチャックに振る。このへんのねちっこさがEstablishmentだよねぇ。チャックも決定的な穴は見つけられず、話は進む。
他の話に移り、他人が喋ってる間に机の下でジミーからキムへ、ちょっかいをかける。しかし、キムの足はジミーを避け、ジミーはキムに何故?という顔を向ける。そこで話を中断させ、疑念を抱かれるような真似は今後しないと宣言するジミー。これは前エピソードラストのキムとの会話を踏まえての事か。
会議は終わり、出ていくキムとジミー。ジミーはキムに「証言録取のコピーは?」と尋ねるが、キムは無視して階段を上がり、代わりにエリンが答える。ジミーはエリンに取り合わず、キムの後を追う。
キムは1階上の踊り場で待っていて、テキサスで何があったのかを尋ねる。施設で作り話でもしたの?と聞かれ、施設"では"してないと返すジミー。教唆なら資格剥奪ものだといわれるが、重要なのはクライアントが増えた事だと返すジミー。アメリカの法律には詳しくないが、実際はバスでのあの行為は「教唆」にあたると考えるべきなんだろう。そしてキムもそれを分かっている。
だからキムは警告する。
私があなたを推薦した
あなたの言動はハワードの 私への評価に跳ね返る
分かってる? 私の信用が懸かってるの
あなたならできる 正しい方法でやって
ジミーが返事をしないうちにキムは立ち去る。
場面は変わり、ステイシーの家。マイクが孫娘のケイリーと遊ぶシーン。マイクは黒に近いグレーのシャツ。「ピンク」の豚の玩具。ステイシーに金銭的援助をするマイク。不安そうなステイシーに理由を尋ねると、夜に銃声が聞こえた、と相当神経質になっているステイシー。泊まり込むというマイクを拒絶するステイシー。