toorisugari3のブログ

ベターコールソウルの事について、ネタバレ込みでつらつらと

Better Call Saul S6Ep01 Wine and Roses(青き春は過ぎ) A4

ゴルフクラブ

車の中からハワードとクリフがプレイするのを監視するジミーとキム。プレイが終わるまで45分、というキムに、「ゴルフを教えてくれ、弁護士にゴルフは必須だ」と頼むジミー。キムは快諾。

ドアを開けて少し固まるジミーだが、piece of cakeと言って騙しに向かうジミー。ハワードの車の前で少したたずむ。

ゴルフクラブの駐車場 ハワードのジャガーの前で佇むジミー

 

クラブの玄関を入り、見学に来たと伝え、案内されるジミー。珍しくも黒のジャケットに、殆ど黒の茶色のシャツ。ソウル・グッドマンを名乗る。

ラウンジを案内されている最中に、メサ・ヴェルデのケヴィンが現れ、案内人のノームを呼ぶ。離れたところで目を見開いてノームに何かを言うケヴィン。

ジミーの元に戻ったノームは、「現在 入会待ちが2年で」と、見学をキャンセルする。見学だけでも何とかならないか?と聞いても答えはノー。一度はジミーも引き下がりかけるのだが、「急に新規入会停止を思い出したのか?」と問い詰め始める。

 

ここからユダヤ人差別(勿論ジミーはアイルランド系で、Goodman姓は勝手に名乗ってるだけ)をネタに、ラウンジ中を相手に大演説をする。ケヴィンを徴発する事にもまんまと成功し、本来の目的のために、更衣室のトイレを借りる事を了承させる。

借りたトイレを紙で詰まらせ、従業員をカウンターから引き離し、ハワードのロッカー番号を得た所で、キムからハワードが戻ってくる、中止のメールを受け取る。しかし、ジミーは強硬。ハワードのロッカーにコカインを模した袋を忍ばせ、自らは全裸で頭からタオルを被るという、場に似つかわしい機転の利いた変装でハワードの目を誤魔化す。

 

ハワードがロッカーを開けた時に落ちた物を見て、クリフ・メインはコカインのパッケージだと認識するが、その場は従業員のものだろうという事になる。その会話を近くで盗み聞きするジミー。

ハワードがロッカーを開けたら落ちた、偽ドラッグの袋

車で待っているキムと合流したジミーは、クラブハウスから出てきたハワードとクリフを双眼鏡で覗く。「ベビーパウダーだとバレたら?」「私たち、策に溺れたかも?」「何もかも微妙過ぎたんじゃない?」と心配するキムに、「そんな事ない、完璧だ」と自信気に返すジミー。

 

 

メキシコの荒野

TOYOTAピックアップトラックの荷台に、バンダナをマスクにして揺られているラロ。

 

荷台のラロ

密入国業者のトラックで、アメリカに舞い戻るつもりだ。代金を払った後?暫く待っててくれ「Be Nnice.(良い子)」、と更に金を渡し、携帯で電話した先はカーサ・トランキーラ。電話をとった従業員がスペイン語を話せない事を確認する抜け目のなさ。

襲撃されたが生きている、ガスをぶっ殺してやるというラロの言葉を聞いてのヘクターの顔芸が凄い。ヘクターが何か言いたげなのを感じ取ると、アルファベットを順に読んでいき、ベルで文字を指定する方法を始めるラロ。Breaking BadでトゥコもこれをやっていればS2で終わっていただろう、身も蓋も無いが。

出来た単語は「PRUEBA」、証拠。証拠は無い、と一度は言うラロだが何かを思い出して、「見つけられる」と。

 

ラロは密入国業者の元へ戻り、「行かない事にしたから金を返せ」と言うが、アウトロー共があっさり従うわけもなく、「いい子」ではない2人はラロの餌食になってしまう。一方で、他の参加者にも金を返し、すまないが別の方法でいってくれ、と。

そして国境を背にしてピックアップトラックで走り出す。