toorisugari3のブログ

ベターコールソウルの事について、ネタバレ込みでつらつらと

Better Call Saul S6Ep01 Wine and Roses(青き春は過ぎ) A3

エル・カミーノ 食堂

夜、ジミーがブラウンのフォードトーラスで乗り付ける。ジミーが貸した服を着た少年とその母がキムと、食堂の中で話をしているのを見つめるジミー。食堂入口で二人とすれ違い、「良いスーツだ」と声をかける。

ジミーはキムのテーブルに座り、本日の成果について尋ねる。先ほどのキムのクライアントの少年は、勤勉な高校生だが、新車を乗り回す金持ちの子が犯した強盗の罪をかぶせられてしまった。金にあかせて最高の弁護士を準備した真犯人に対抗するキム。キムが本来したいと思っている「弱い者のための弁護」だ。

他に、ホームレスの女性を釈放させたというキムに、「地獄の1日だな」というジミー。しかしキムは「(弁護士として)人生最高の日よ」と返す。

 

話はジミーの事に。フォードトーラスを借りたジミーに、「ソウル・グッドマンが茶色のトーラスに?」とキム。ソウル・グッドマンが乗る車はもっとシャレた、派手なアメリカ車だと。

事務所についても、「人目を引く」「立地の良い(裁判所の近く)」「正義の大聖堂」というイメージを語り、物件を探し始めましょうと提案するキム。

 

そして話はハワードを陥れる件へ。「ハワードを痛めつけ 潰さずに勝つ(Bruised, maybe, but still standing.)」乗り気のキムだが、ジミーはまだ決断しきれない。とりあえず話を聞く、というと計画を語り始めるキム。詳細はまだ明かされない。

 

 

メキシコのどこか

夜。何かのパイプにたまった水を飲むナチョ。警察の車を見て隠れる。

虫が鳴く中、目的地のモーテルを見つけ、人目が無い事を確認しながら受付へ。テレビを見ていたおばさんは、一言も交わさないまま、1つの部屋のキーを出す。それを受け取って部屋へ入るナチョ。

一息つき、ベッドの上に封筒を見つける。中には現金と拳銃。

用意されていた携帯電話でタイラスに電話をかける。「2,3日かかるが 越境手配が済んだら電話する」と言うタイラス。その間は隠れておけ、人が来たら撃て、と。

 

 

ステイシーの家

ケイリーと遊ぶマイク。ケイリーはMarble Runという、玉を転がすタワーを作る玩具で遊んでいる。ケイリーが走らせた玉は飛び出してマイクの手に。

マイク「高くし過ぎたからビー玉が飛び出るんだ」

ケイリー「まだ途中なの 完成したらうまくいく」

と何とも意味深な会話。

 

ジュースをねだられ、冷蔵庫に向かったマイクに、ナチョから電話が掛かってくるが、思案し溜息をつき、電話には出ない。メキシコのナチョも携帯を見つめて思案する。